1 日 24 時間の使い方
このブログでは主に子どもたちとの生活を中心に綴っています。そのため、育児に関する話が多くなっていますが、生活のために仕事をしており、仕事にも多く時間を費やしています。育児を通じて得ることは多いですが、多く時間を費やす仕事の中にも色々な気付きがあります。それはもちろん仕事に関するものが多いですが、人生観というか社会観にも関するものもあります。やはり価値観は違っていて当たり前のようです
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仕事に大半の時間を費やす人生
何をどう頑張っても 1 日は 24 時間です。この限られた時間の中で、人によって異なるのは時間の使い方です。一昔前までは多くの男性がその時間を仕事に費やしたでしょう。家庭を持つ方であれば、その配偶者がその他の家のことをやる、つまり専業主婦という分担が典型的でした。勤め先の企業にとっては使い勝手の良い労働力ですし、そこに働く人も終身雇用と年功序列の恩恵を授かり、そんな生活を繰り返しておくだけで経済的なところも滞り無く満たされていました。なので、この時間の使い方に何ら疑問も持たなかったことでしょう。
仕事は仕事で評価
前述の生活を続けていた世代と最近の世代では考え方や価値観が随分と異なります。恐らく最近の世代の方々はそこまで多くの時間を仕事に費やそうとしないでしょう。それは意図的なモノもあると思いますが、物理的に無理な人も多々居ます。育児、介護に取り組む方は仕事以外にも多くの時間を自分以外に費やします。もちろんそれで家族の絆を築くことが出来ますが、時間と体力はしっかり削られますし、仕事と似ていて、例えやりたくないと思ってもやらないといけない責任があります。なので、仕事という共通項だけの結果や課程だけで人を判断したり評価するのは間違っています。
がしかし、面倒なことに仕事の評価は勿論仕事の側面だけで行われないとおかしなことが起きます。その成果に対する待遇やら報酬は、仕事で商売がうまくいった結果として勤め先に入るお金から支払われます。決して業務外の取り組みの結果では無いのです。仕事に多く時間を費やしている人たちに一矢報いたい場合、業務外の取り組みで成長した何かを用いて仕事で高い成果を上げる必要があります。これがなかなか困難極まりなく、仕事はもう割り切って半ば諦めている感じになる人が多いような感じがする理由なのだと思われます。