日本に来た方が安いかも
このブログでは育児生活を中心に綴っています。が、今日はあまり育児には直接関係無い話です。ただ、子どもたちがこれから生きる社会の話なので、親としては関心を持ち考えていきたいところです。考えても解がある訳でもないのですが、社会課題を踏まえ子どもたちには何を伝えたら良いのかということのヒントにはなると思います。これまでも何回か触れましたが、日本の物価だとか経済力の話です。
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日本食ブーム
以前から日本のコンテンツは色々と注目を集めていました。日本食もまた然りです。美味しくてヘルシーな位置付けの日本食は以前から人気でしたが、コロナ後の高まる旅行ニーズと円安が合わさって、日本に訪れる人が増えており、そこで日本食を知った人たちが引き続き日本食を気に入ってくれているようです。
そのニーズの高まりがあるため、アメリカでも大戸屋が安くて美味しいと人気のようです。ちなみに 2024.5 のニュースで報じられていた価格は一食 2,000 円くらい。日本人には全然安く感じませんが、ミシュランの星を獲得するような高級日本食のお店も出店数が随分と増えているようです。例えば海鮮丼が 1 食 60 ドル (1 ドル 156 円だと 9,500 円超えます) とか。コース料理だと 1 人 5, 6 万円とか紹介されてましたが、予約はいっぱいなのだとか。信じられません。
日本に来たらお得過ぎ
コース料理が 1 人 5, 6 万円とかになると、何かもうフラッと日本に渡航して美味しいモノ食べた方が安いんじゃないかと思ってしまう程です。勿論、フライト代とか宿泊費とか滞在中の交通費とか食費を考えるとトータルでアメリカでの食事代よりも高くなるかもしれませんが、アメリカで同じクオリティの食事を同じ期間、外食し続けるよりもお値打ちな生活が出来そうです。
こんな考えに至る海外の購買力のある顧客をターゲットに、日本の各種サービスなり商品が向いてしまうと、日本で暮らす日本人にとっては予算を超えたものだらけになります。以前もこのブログで言及した気がしますが、日本の良いモノは海外からのお客様に提供され、多くの日本人はランクを落とした劣化品や量産品を頼る世界が待っているかもしれません。