跳べなくなるノミの話は人間にも
最近、このブログで仕事のストレスやら愚痴を記載することが多くなっています。子どもたちがある程度大きくなっているので、子どものコトだけでなく仕事にも向き合って考えることが多くなった、ということも言えますが、それよりも何よりも、今取り組む仕事が大変過ぎて私の気力やら精神力が風前の灯火状態だからだったりします。そんな状況なので、夢でもドクターストップを見たり、なるべく働かない方法を探るような頭になっているのかもしれません。
そんなマインドだからなのか何なのか、FIRE (Financial Independence, Retire Early) の記事も目にするようになりました。夢のような生活に思えますが、その夢もまた儚いものかもしれません。
スポンサーリンク
タイパ悪い生活になる模様
仕事をすることなく、何かしらの方法で生活費を得て生活する。経済的な呪縛から自立というか独立して仕事すら辞めちゃって悠々自適な生活を送る。それが FIRE に憧れるイメージと思いますが、そんな生活をしている人の課題がふと目に入りました。どうやら時間の使い方がかなり下手になる模様。仕事が無いのでたっぷり時間があると思いますが、何か夕方に用事が 1 件あるだけで朝からその用事まで一瞬で時間を浪費してしまい、その日その 1 件の取り組みで終わる、とかそんなパフォーマンスになるようです。
まぁ時間をダラダラ使えることも醍醐味なので、それも含み悠々自適なのかもしれませんが、どうにもパフォーマンスは悪過ぎますね…。恐らく自身のプロセッサーが劣化するのだと思います。頭と体を使い切らない生活のため、フルに使う方法が分からなくなるのでは無いでしょうか。
ノミの話に似ている
何やらこの話、聞いたことある気がしましたが、思い当たる節はノミの話でした。ノミは自身の身長の 150 倍も飛べるらしいのですが、ケースとかビンに入れられて蓋をされると、蓋よりも低い位置までしか飛ばなくなるのだとか。それ以上の高さを自身が飛べることを忘れてしまったり、そもそも跳び方を忘れるのだとか。そこまでのハイジャンプをしなくなるうちに体も劣化するのかも。
仕事だとか育児だとかに追われる生活は物凄く忙しないのですが、その分、時間効率よくアウトプットが出せているのかもしれません。このパフォーマンスを落とさないためにも、FIRE するなら仕事以外の取り組みで時間をしっかり使い切れるようにしなければ、ですね。もしくは FIRE 生活実現の暁には、仕事は収入のためではなくビンの蓋を外して身体能力維持のために取り組む、といった位置づけにしても良いかもですね。まぁ FIRE なんて生活、私には縁が無さそうですけども。