結果保証ではない (親の指示)
2024/09/01
このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたちは毎日一生懸命勉強しています。コツコツと続けているのが自分の子どもながら本当に凄いと思っています。その一方、子どもは幼少期に好きなことに取り組み、勉強に時間を使わない方が良いという方針や考え方もあります。勉強という枠組みではなく普段の生活の中で地頭を作る感じ。それで基礎・基盤をしっかり作っておき、いざ、本格的な勉強がスタートするときの支えだとか基本にするという考え方。
その考え方には賛同しつつも、普段の生活で子どもたちに色々な経験や体験をさせてあげられる自信が無かったので、うちは勉強への取り組みに倒していたりします…。その場合の注意点として、親の言っている通りにしたのにも関わらず結果が出なかった場合、子どもは一気にモチベーションダウンするのだとか。我が家もそうなりそうですが、一応、子どもたちには伝えていることがあります。
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同じ勉強をしても上達には差が生じる
そもそも勉強そのものが保証型の取り組みではありません。自身に才能が無ければ他者より多く取り組んだり復習が必要です。周りと同じようにやっていたのに、先生の言う通りしたのに、親の言う通りにしたのに上手く行かなかったとしても、それに文句を言うことは出来ません。そんなモノと言えばそんなモノです。同じ取り組みをしたとしても、集中しているかどうか、言われていることを余すことなく取り組めているかで上達度は変わります。
例えばしっかり取り組めていて 10 個上手になれた人が居る一方、適当に表面上の取り組みに留まっている人は 6 個とか 5 個程度しか上手に慣れなかったりします。また、才能がある人とそうでない人でも上達度は異なるでしょう。
その日の取り組み量は最低限の目安
勉強の取り組みを手助けする人のガイドはあくまで参考です。でもだからと言って、それを勝手にアレンジすることも間違っています。例えば宿題とか 1 日の取り組み量。このくらい取り組みましょうと言われている量を取り組めば、何の問題も無く取り組んでいるモノゴトをマスター出来るかというとそんなことはありません。学校の宿題を毎日しっかり取り組めば、全員が東京大学を受験して合格する訳では無いですよね。なので、そういったガイドはあくまでも最低限の目安です。それを取り組みつつ、自身に足りないモノがあれば自ら取り組む必要があるのです。
うちの子どもたちは私が用意した勉強分を取り組めばそれで良いと思っています。まぁそれで良いと思いますが、だからと言って漢検や英検の結果を保証する話でも何でもありません。子どもたちはそこを勘違いしている可能性があります。なので、普段から子どもたちには繰り返し伝えています。“毎日のやることはしっかり終わらせる必要があるけど、それをやってもまだ覚えて居なかったり上達していなければ、もっと多く取り組んだり復習増やしたりしないといけないよ。お父さんの言う通りにしておけば全体大丈夫という訳では無いよ” と。