竜太の言い訳、議論ズラし

このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたちは毎日一生懸命勉強しています。とても偉いです。が、なかなか結果に表れないので努力がまだ報われている感じがしませんが、それでも継続して取り組み続けています。
とは言え、どうにも気持ちが入っていないというか何というか。勉強の取り組みがまだまだ自分事になっていなさそうなのです。なので失敗を失敗と思って反省することもまだまだ足りず、言っていることとやっていることが不一致です。特に竜太は顕著ですし、色々と言い訳がましいです…。
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尤もらしい理由を言う
子どもたちの通う塾では、毎週、先週授業範囲で復習のテストがあります。目標 80 点なのですが、うちの子どもたちは目標に達したり達しなかったり。竜太についてはどちらかと言うと達しないことの方が多い気がします。で、先日、塾で国語と社会の授業があり、それぞれの復習のテストをいつも通り受けたのですが、国語が 40 点くらい、社会が 80 点でした。社会は良くやったねと勿論褒めましたが、国語はどうしたのか聞いてみました。すると、“長文問題に時間を使い過ぎて時間が足りなかった” とのこと。かなり尤もらしい理由ですが、若干、違和感がありました。
復習のテストで間違えたところは帰宅してから解き直しすることになるのですが、その解き直しですら、竜太は後半の暗記問題に対して解答できず、解答を確認して赤字で記載していました。つまり時間が足りる足りない関係なく、普通に覚えて無かったようです。
その理由は本当か否か
結局解き直しでも解けない問題に対して、“時間足りなかったのではなくて普通に覚えて無くて解けなかったんじゃないの ?” と聞くと “時間足りなかったのは本当” と言い出しました。竜太のこの発想はかなり危険と言うか何というか。かなり嫌な奴になっていっています。直接的な理由となる fact を言わず、自分に都合の良い fact を理由にして自身の取り組みが甘かったところの叱責を逃れようとしています。これをされてしまうと、アドバイスの内容が的を射ないモノとなり、ミスリードされます。そもそも、竜太は前の週に、長文で時間かかりそうだったから先に暗記問題から解いた、といった良いアプローチをしたことを教えてくれていました。それであれば今回も同じことが出来るはずですが、残念ながら復習する時間で取り組む復習が不十分で暗記問題を解けなかったのでしょう。そのバツの悪さから、尤もらしい fact を理由にして自らを正当化するという。
実に人間臭く、わかりやすい心理ですが、こういった姿勢は自身の成長を妨げてしまいますので、色々と不安になりました。困ったモノです…。