良い日本語・物語を読書 (子どもたち)

このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたち、毎日コツコツと勉強に取り組んでいます。それだけでなく、子どもたちが通う学校が推奨する取り組みとかも熱心に続けています。例えば読書。うちの子どもたちは保育園に通う頃から文字に興味を持っていて、割と覚えるのも早かった気がします。特に竜子。その延長で、本を読むことがかなり好きになった模様。
色々な本を読んでいましたが、毎回、本を選ぶのが面倒になって来たので、長いシリーズモノにしようと思い、魔女の宅急便シリーズを選んであげて、その後はハリーポッターと続いていました。そして今はまた色々な種類の本を読むようになりましたが、この学年だったり漢検の取り組み状況だと、本の選定が結構楽になった気がします。
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洋書の善し悪し
ハリーポッターシリーズもまさに、なのですが、洋書の選定は善し悪しがあるかと思います。世界的にヒットして有名になったお話は勿論日本人が読んでも面白く、読書に興味を持つだとか、読書を楽しみたい場合にはとても良い選択肢と思います。
がしかし、読解力だとか日本語の勉強も兼ねた目的の場合は要注意と思います。原文のまま読めるほど外国語に長けているなら話は別ですが、一般的には日本語に訳された文章を読むことになります。その場合、筆者よりも翻訳する方の日本語力や表現力によるものを読むことになります。勿論、そういったお仕事をされるプロなので、レベルの高い文章であることには変わりありませんが、その物語を作った筆者自身の考え抜かれた表現と必ずしも一致していない点があることは払拭出来ません。
中学受験に使われる本
本来、勉強のために読書する訳では無いものの、勉強と密接に関係する中学受験で扱われる本は読む価値があります。そもそも受験の問題は各中学校が色々考え抜いて作られており、何かしらのメッセージや期待があります。例えば国語の読解に使われる題材は面接の代わりでもあると聞いたことがあります。面接で人となりを見抜くのではなく、読解の問題で、色々なモノゴトにどのように心が動くのか、登場人物の気持ちを汲み取れるのか、とかを見抜いているのだとか。それほど色々と考えさせられる題材を考え抜かれて選ばれている、ということです。つまり、読んでいて面白い話が多いと思われます。
と言う訳で、最近の子どもたちが読んでいる本はそういった中学受験に使われているようなモノだったり、使われたことのある本の筆者の別のシリーズだったり、そんなのから選んであげています。以前はいざ本を選んでも、読める感じの有無があったのでなかなか大変でしたが、今ではどれを選んでも概ね読めるようになっています。気が付いたらすっかり成長したものだと感心してしまいました。がしかし、ハリーポッターシリーズと異なり次々と候補を選んでおく必要があるので、忙しくなりそうです。