小学生の学力は追い付くのが困難では?

このブログはこどもたちとの育児生活を中心に綴っています。もう最近は中学受験に向けた取り組みが専らの育児の悩みになっています。勉強すれどもすれども成績は伸びず。特に竜太は深刻で、竜子がジワジワと力を付けつつあるところ、竜太はどんどんと転げ落ちている感じがします。これまで何とか二人同じ取り組みをさせて来ましたが、少しずつ竜太は竜子と同じことだとか量を消化することが出来なくなってきました。
以前もこのブログで触れましたが、本当に一度出遅れるとそこから這い上がって上の人たちに追い付くだとか追い抜くだとか、そんなことはほぼ不可能なのではないかと思ってしまいます。特に小学生には…。
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悪循環を断ち切る強い心も無く
一度、勉強について行けなくなると、取り組みの効率が一気に落ちます。勉強に要する時間が間延びしますし、間違いも増えるので解き直しによるストレスも増えます。そして解き直しですぐに解けるようになれば良いのですが、なかなか自身の力として定着せず、しばらく間を空けて解き直しに挑戦するとキレイさっぱり、最初の解けなかったときに戻ってしまっていることも。そうするとまた習得のために練習を要してしまい、勉強時間が更に間延びします。何とかしがみ付いて取り組み続けていても、どんどんと他の取り組みを削って勉強時間を伸ばすようなこととなり、その場合、睡眠時間も少しずつ減っていって体力低下だとか、睡眠中の記憶整理に充てる時間も無いため、学んだことが頭に定着もしません。
これを断ち切るにはどこかでかなりの力をかけて軌道修正が必要なのですが、まだまだ小さな小学生にそういった心や精神力を期待するのは酷ですし、実際、なかなか出来る子は少ないように思えます。
竜太の追い上げはあるのだろうか
まだまだ子どもたちが小さかった頃、認知能力の成長速度についての記載を目にした記憶があります。個体差・個人差はあるので一概には言い切れませんが、一般論として男の子より女の子の方が早く認知能力が発達するようです。それが故に、同級生だとか同学年の男子が幼く見えるという通説が生じているという訳です。また、ロジカルシンキングに関係する左脳を発達させやすい右利きの方が、創造力や芸術側の力を担う右脳を発達させやすい左利きよりも早く認知能力を伸ばすようです。
竜太は男の子で左利きです。竜子は女の子で右利きです。これ程までに対極にある二人の学力の成長の差で、あれこれ二人を比べてしまってはいけないのだと思いますが、それにしても竜太は色々と困難さが生じています。年齢を重ねると、男の子だって左利きの方だって、他の人たちと同等になるとは思うのですが、果たしてそれはいつなのか。小学生時代ではなく、中学後半とか高校入ってから、という可能性も十分にあります。この中学受験の取り組み中に、果たして竜太は色々と追い上げることが出来るのか否か…。