膨らむ憧れと現実的な学力と

このブログは子どもたちとの生活を中心に綴った育児ブログです。最近では専ら、子どもたちの学力が悩みのタネとなっていて、中学受験の過酷さに打ちひしがれる毎日を過ごしています。自身の勉強もなかなか取り組むことの大変さがある一方、他者の勉強を管理監督することは物凄く難しいと痛感しています。自分のことであれば、自身で反省して注意点に気を配って、不足している取り組みを把握しながらそこを反復的に取り組んで、といった感じで自分で取り組めるのですが、これを他者が取り組めるようにすることは非常に困難です。そもそもモチベーションにも波がありますし、ましては相手は小学生です。なかなか目標に向かってひたむきに頑張るというのも上手く行かないことが多々あります。
といった感じなので、色々と手探りで取り組む子どもたちの受験勉強なのですが、最近は並行して色々な学校の説明会だとか見学会に出席しています。どの学校も素敵に見えたり聞こえます。子どもたちもそれに刺激され、モチベーションを上げてくれると良いのですが、これまた響き方が一律同じではないという点がなかなか困難です…。
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竜子は素直に前向きに憧れて頑張る
竜子といくつか女子校だとか共学の中学校に足を運んだりしますが、竜子は素直に感化されてモチベーションを高めることが出来ているようです。いくつか出席してみて、概ね同じような雰囲気のところに興味を示しているため、少しずつですが志望校の方向性が見えてきた感じがあります。まだまだ決め切れていませんが、共学よりも女子校寄りで考えている模様です。
志望校の中でも一番興味を持つ学校名を紙に書いて壁に貼ったりしているあたり、なかなか良い刺激になってそうに見えます。とは言え、やはりまだまだ小学生です。そうやって志望校を見据えたとしても、時に集中出来ない日があったり、勉強の取り組みの目的を見誤って短絡的に考えてしまっていい加減な取り組みになってしまったりすることはあります。がしかし、自身の成績が希望校の射程範囲かどうかを気にして勉強やテストに取り組めていたりして、総じて良い傾向にあるように思えます。
モチベーション高まるが行動が伴わない竜太
一方の竜太はなかなか素直に行動に移せないようです。足を運んだ学校に興味を持って憧れを持ちながらも、それをモチベーションに頑張る感じが見えません。竜太の場合、最初に訪問した共学の中学校にかなり強い憧れを持っているらしく、続く形でいくつか男子校に行ってみても、何か大きな刺激があるようには見えません。ではその憧れている学校に向けて勉強に取り組んでいるかというとそうでもないのが竜太らしいというか何というか…。かなりの難関校に憧れておきながら、そこを狙うために必要な点数だとか順位の目安を知ったとしても、勉強の取り組みが変わる訳ではありません。既にその水準を達していて変わらずを貫いているならまだしも、今のところ遠く及んでいないという危機感すら私は持っているのですが、竜太は相変わらず他人事のような素振りです。
竜太は憧れを抱いつつも、それを何が何でも実現するために色々と犠牲にすることはしたくない模様。勉強以外にも気になること、やりたいこと、遊びたいことが山ほどあり、先の未来のコトよりも、自身の今のことを大切にしてそうです。それで将来後悔しないのなら良いのですが、竜太の場合、後で文句を言うので手放しにも出来ません。どうしたら良いものやら。ずーーっと悩んでいます。