タダ乗りは美味しいのか
2017/11/20
子どもたちが大きくなると
恐らく何かしらの共同活動に参加する必要が生じそうです。
最たる例が小学校の PTA だと思います。
私は以前、
勤め先の組合の役員を 1 年だけしていました。
と言っても、会社の仕事を全くせずに
組合活動だけするような役回りではなく
業務外のところで活動する感じでした。
もちろんそんな面倒な役回りに立候補した訳ではなく
持ち回りでその役は回っていて
私の順番になっただけでした。
まぁ厳密には、断ろうと思えば断れたのですが。
スポンサーリンク
断ろうと思えば断れた
そんな苦労をしても、
時間と労働力に見合った報酬がある訳ではなく、
そんな役回りを果たさなくても
組合費を毎月支払って組合員で居れば
他の誰かが役員とかしてくれて
組合活動が継続されて、
賞与とか給料や待遇を会社側と交渉してくれます。
なので、メリットは薄い役回りだったのですが、
その分、継続してその役を担いたい人は居ません。
皆、ある程度仕方なしにやっていたりします。
みんな大変だよね、だったら私も協力するよ、
という協力心です。
そんな経験があるので、
かなり不毛な取り組みになると聞いている PTA についても
ある程度理解を示せそうに思えていますが、
まぁまだ先の話ですし、実際に担ってみると
非効率的過ぎて発狂しているかもしれませんが 笑
実は得かもしれない
ただ、このような、
やらなくても誰かがやってくれているものに
タダ乗りしている状態ってのが
本当に正しく勝ち組なのかというと
実は疑問に思っています。
タダ乗り出来なかった負け犬の遠吠え
に聞こえるかもしれませんが、
取り組み方次第で、
社会の仕組み (の一部) を知ることが出来たりします。
間違いなく視野は広がり、
自分の知らない世界を見れたりします。
それを経験して有意義に今後の人生に活かせるかどうかは
これまた本人次第ですが、
縁の下で支えている活動のことに理解が深まると
人の繋がりの大切さや、
繋がりから生じるチャンスの大きさを
実感できる可能性でもあるのです。