利益確定の面白い考え方
2018/05/26
最近、経済的な話を一切投稿していませんでしたが
またたまには記載しておこうと思い、
今日はそんなお話です。
子育てブログにおいて経済のことに触れる理由は
この国が資本主義という仕組みの上で成り立っているからです。
想いだけでは何も出来ません。
力 (資本) が無ければやりたいことも出来ませんし
やりたいことをする努力すらし難いという
世知辛い世の中です。
とは言え、前向きに考えると
経済的なことをしっかり取り組みさえすれば
誰にでもチャンスはある訳です。
あまりにもそのことを気にせずに過ごしている人がこの国には多いです。
子育て・教育に必要なお金ってかなり膨大です。
子どものため、自分のためにも、計画的に取り組みたいと考えています。
で、今日のお話は利益確定についてです。
先日、5 年くらい保持した株を売却しました。
具体的な銘柄やテクニックというより
そのときの売却の判断基準というか頭の整理が
我ながら面白い・興味深かったので
自身の備忘録も兼ねて記載しておきます。
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売却する判断は付いたけど、どのくらい売るのか
オリンピック需要・好景気を踏まえると
2020 年よりも前の段階で
経済成長は停滞するように思えています。
となると 2018-2020 あたりで高止まり
その後は鈍化したり後退するので
早くて 2018 年で売却かなぁともともと考えていたところです。
で、短期的には今後、中東リスクやら何やらありそうだし
日経平均 23,000 円超えを実現すると調整局面になりそうですので
まぁ予定していた通り売るか、という考えに至りました。
そして問題は、どのくらい売るか、です。
全部手仕舞いして利確しても良いのですが
景気が衰退するという読みが外れたときに悔しい思いをします。
いつも思いますが、投資は出口が一番難しいです。
塩漬け分の資金を回収
悩んだ末、出した結論はこんな感じです。
A という株と B という株を持っています。
今回、A の売却を考えていましたが
A のこれまでの配当金と今回の売却による利益から
税金分を差し引いた手取りを計算しました。
その手取り分が B 株購入時の金額になる A 株数を売ることにしました。
何をしているのかというと
B 株購入時の資金を A 株の利益で回収したのです。
これにより、B 株を持ち続けて塩漬けしたとしても
資金を回収しているので、この B 株は運用利益により
取得したようなものになっています。
なので、B の株価が上がれば利益がもっと上がりますし
B の株価が下がれば利益が下がるだけで損失にはならない
という考え方です。
というのも、B 株、調子がめちゃくちゃ悪いです。
なので今 B 株を手仕舞いにすると損失確定になります。
しかも B 株の優待券は結構良いので悩ましいところでした。
継続保持して優待券を貰いたいけど、B 株価が下がるのでは
元の子もなく…。
でもこの方法で、B 株が下がっても損失にはならないので
安心して塩漬けに出来ます。
まぁ勿論、A 株の大半を売ってしまうことになりましたので
次の出資先を決めて行動に移すまでは
運用益がこれまでよりも減ると思います。
ですが、
休むも相場
という言葉があるように
このタイミングで一度大半を利確し、
市場の動向を様子見したいと思います。
また大きく下がったら買い入れようかしら。