竜太、頑張って一人で聞いてくる
2020/03/06
うちの子どもたち、
保育園に通うようになってから
ずっと電車に乗って通園しています。
家から最寄りの駅から電車に乗り
1 駅分移動して、
下車する駅のすぐ近くが保育園です。
こんな環境のためか
竜太はすっかり電車好きになっています。
で、保育園から見える電車が色々あるらしく
その中の 1 つに興味を示したのですが
その電車の行き先を知りたいと言い出し
駅員さんに聞いてみたいと言い出したのです…。
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質問したい電車の名前もわからない
困ったことに、
聞きたい電車の名前がわかりません。
竜太からすると
駅員さんはその駅を通る全ての電車に精通していて
聞けば教えてくれると思い込んでいます。
がしかし、見た目の特徴を適当に言って
電車名と行先をスラスラ言える人なんて
駅員さんであってもまず居ないと思います。
という訳で、
相当な質問力が必要とすることを
竜太はしようとしていて
どうせ上手く質問出来ないし
帰りも遅くなるので、
止めさせたくて、
ここで待っているから一人で聞いてきな
と言ったところ
一人だと聞けない
と涙交じりに言い出しました。
恐る恐る駅員さんに聞く竜太
諦めて帰るかと思ったのですが、
躊躇いながらも
物凄く、ちょっとずつ、
駅員さんが居るところに歩み寄って
勇気を出して、
自動ドアのボタンを押して開けて
恐る恐る、
竜太なりの電車の表現をしながら
どこに行くのか聞いていました。
怯えながらもその果敢な姿に
感動してしまいました。
それと同時に
少し、意地悪をしてしまったかな
と反省し
竜太のいる傍まで駆け寄り
質問をフォローしてあげました。
案の定、駅員さんもわからないらしく
一生懸命、調べてくれて
ようやくわかって竜太の気は済んだのですが
今度からは電車の名前くらいは
下調べしてから質問するようにしようと思います。
色々な大人に優しくされているうちの子どもたち。
優しい大人になって欲しいものです。
