猛暑日中のエアコン電気代、意外に安価
2020/08/19
2020 年、普段よりも長く梅雨が続いていた印象があります。
7 末になっても雨模様が続いていて
いつ梅雨が明けるのだろう ?
8 月って真夏のイメージあるけどまだ梅雨続くの ?
といった印象がありましたが
8 月に入った瞬間、どんどん梅雨が明けていきました。
真夏の到来に構えつつも
意外にも気温は高くならず、
今年の夏は涼しいのかな
と一瞬思えたのですが、
蓋を開けてみると、お盆時期に一気に気温が上昇し
最高気温が 35 度前後となる日が続いています…。
熱中症アラートなるものも発動するくらいで
コロナとのダブルパンチでなかなか大変な夏になっているように思えます。
熱中症対策としてエアコンの利用がありますが
私のような昭和世代にとっては電気代が気になるところ。
そこで、実際にはどうなのか、
電気メーターをチェックして確かめてみました。
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スマートメーターの恩恵
電気小売りの自由化が決まり
新たな電気事業者が大量に現れました。
といっても、そんな事業者が自身で発電している訳では無く
地域の大手電気事業者が従来通り発電・送電していて
新たな電気事業者は大手から電気と送電を買い (仕入れ)、
エンドユーザである一般消費者の我々に販売している感じです。
で、一般消費者は多数の電力事業者の中から 1 社選定して契約しますが
最近は契約変更が容易です。
これはスマートメーターが電気メーターとして各ご家庭に配備されたことも
関係しているのですが
その他にも、スマートメーターが持つ機能を使った便利なサービスがあります。
例えば、従来は毎月の電気の請求書を見て
1 カ月でどのくらい電気を使っていて、
その月はいくらの支払いになるか把握していました。
ところが今は、
契約先の電気事業者にも依存しますが
1 日単位で電気使用量を確認することが出来ますし、
翌日になると、前日に使った電気量を確認出来ます。
従来は検針日に作業者がメーターの目盛りを読む必要がありましたが
スマートメーターのおかげで、作業者が各ご家庭に赴かずとも
こういった確認が出来るようになっている訳です。
便利ですね。
日中エアコン使いっ放しを試す
お盆になる前、日中は扇風機で過ごしていました。
最高気温は 30-31 度、といった感じです。
暑いですが、扇風機でも何とかやっていけましたので…。
ですが、最近は猛暑で、
最高気温が 35 度前後。
流石に扇風機では熱中症になりますので
諦めてエアコンを使うことに。
そして日中 (9:00-18:00) の電気利用量の変化を確認してみました。
扇風機生活をしているときは
日中 (9:00-18:00) で 1.3kw 利用していたようです。
で、先日試したエアコン利用ですが
日中 (9:00-18:009 で 2.7kw 利用したみたいです。
差分は 1.4kw です。
電気代は地域であったり契約先の電気事業者によって
色々と変わってしまいますが
よく家電メーカーでは 27 円 /kw という数字が使わているように思えます。
この数字は
平成26年4月
公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価 (税込)
とのこと。
で、前述の電気利用量の差分 1.4kw と掛け算してみると
37.8 円。
例えば 1 カ月続けたとしても、扇風機生活と比べて
日中の電気料増は 1,134 円です。
これは猛暑 (最高気温 35 度前後) の場合ですので
もう少し涼しいと電気使用量ももう少し低いかもしれません。
また、うちで利用するエアコンは 2018 年度製で、
試したのは 1 機です。
エネルギー効率の悪い古いエアコンだったり、複数利用の場合は
もっと電気代増になると思います。
日中だけの計算なので、
夜とかも合わせるとまた変わってくるかもしれませんが
日差しが強く気温が高い日中、
無理にエアコン使うのを我慢する必要は無いように思えて来ました。
その方がパフォーマンスも良いですし。
無理せずエアコンに頼って stay home しましょう。