いち いち いち いち いち
2021/01/28
うちの子どもたち、
こどもちゃれんじ を購読していて
毎月、頑張って取り組んでいます。
4 歳のときまでは
嫁さんの母親さんのご厚意 (お支払い) で
竜子名義の契約 1 本で購読していて、
毎月、届くオモチャを重宝していました。
が、毎月増え続けるベネッセのおもちゃが
ちょっと邪魔臭く感じるようになってきたため
年中さんになってからは
ワーク中心のコースに変えて、
竜太と竜子、それぞれの名義で購読することにしました。
オモチャは基本的に届かなくなりましたが
教材の問題やワークを一生懸命解いています。
割とよく出来ているように思えましたが
先日、解せない問題があり、頭を悩ませることになりました。
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ロジカルなモノではない
知育系の教材ですので
基本的には論理的な辻褄が合うモノになっています。
ファンタジーな要素を鍛えるモノではないので。
がしかし、先日、竜太が取り組む問題、どうかと思いました。
例題) (なぞなぞを解こう) いち、いち、いち、いち、いち
答え) いちが 5 個なので、いちご
なぞなぞ、なので許容範囲が広いのか何なのか
勿論、日本にて日本語で育った身ですので
↑のなぞなぞは聞いたことありますし
そういう問いと答えがあるのもわかります。
がしかし、こうやって改まって教材の問題として出てくると
色々と思うところがありますよね。
“いち” が 5 個なのはわかります。
ですが、日本語は結構色々な助数詞というものがあります。
個、杯、枚、足、台、等々。
では “いち” の助数詞は何か。聞いたことが無いですね。
仮に無いとしても、”いちご” とは言わないでしょう。
汎用的な助数詞である “個” か “つ” が使われるのが自然。
となると、かなり寄せて答えたとしても
いち 5 個、いちごこ
です。
“いちご” と “いちごこ” はかなり違います。
ましてや、小さな子どもにとっては酷な話です。
子どもは意外にロジカル
よく育児ノウハウや tip で言われていると思いますが
小さな子どもたちは、大人が思っている以上に
結構、論理的です。
こうだったからこうだ
という発想をちゃんと持っています。
よく言われるのが、一貫性の無いしつけ。
あのときは許可して貰えて
このときは禁止されて、となると
子どもたちは混乱するそうです。
もしくは、
いっぱい泣いて主張を繰り返して許してもらった経験があると
そうすればやりたいことを最後にはやらせてくれる
と発送するそうです。
何とも打算的ですね。子どもというのは。
子どもたちの成長と、少しずつ学習する様子を
ずっと見て来て一緒に取り組んだ経験から
この “いち” が 5 個のなぞなぞ、
絶対わからないなと思っていました。
案の定、竜太は苦戦。
りん りん …りん (合計 5 個) : りんご
ば ば ば … ば (合計 7 個) : ばなな
と問題が続き、最後は
ま ま ま … ま (合計 5 個)
の問題で手が止まり
答えの選択肢から選んだものは
まり
でした。
全然わかっていない模様。
しかも今までは数字を後にすれば言葉出来ていましたが
今回は数字を前にする必要があります。
何度考えさせても全くピンと来ていない竜太。
仕方ないので、
ま が何個 ?
と問いかけてあげて
xx 個のまって言ってごらん
と促して
ご この…ま
あ。
ごま
と、ようやくわかってくれました。
これ、解けたところで
何が養われているのでしょう…。
トンチだとかダジャレだとか
そんな割とどうでも良い能力に思えてきています。