カブカブさん他界 2021
以前、このブログで触れていましたが
今年の夏はいつもと違うことが起きていました。
勿論、コロナはいつもの夏と違う要素ではありますが
それとは別に、人為的に異なることが起きました。
我が家にカブトムシがやってきたのです。
保育園で育てていた幼虫が大きくなり成虫になり
結構な数となっていて
保育園に通う子どもたちのご家庭に配り始めていました。
我が家もどうですか、と保育園の園長先生からお声がけされ
嫁さんも私も虫嫌いなので一度お断りしたのですが
竜太が欲しいと希望し…。
嫁さんが意外にも前向きに考えていて、譲り受けることに。
そこからカブトムシとの生活が始まりました。
カブトムシと過ごす夏なんて
いつぶりなのだろうと思っていましたが
先日、ついにカブトムシがお星さまになりました…。
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メス他界
カブトムシを保育園から譲り受ける際、
一度既にお断りして、次にやはり頂きたい旨を伝える間、
他のご家庭が希望されていたこともあり
オスメス 1 匹ずつは厳しそうな感じになっていました。
1 匹で良いです、と希望しており
1 匹で約束頂いていたので
飼育ケースは 1 匹前提のサイズで用意していました。
が、いざカブトムシの受け渡しになると
都合がついたのか何なのかで
オス、メス 1 匹ずつ頂けることになり…。
我が家の窮屈な飼育ケースで
カブトムシ 2 匹が過ごすこととなりました。
狭いながらも仲良さそうに 2 匹で過ごしていたのですが
割とメスが活発で、オスは元気がない印象でした。
エサの昆虫ゼリーも、メスばかり食べているような感じ…。
やんちゃだなぁ、元気だなぁ、と思っていただけに
最初に息絶えたのがメスだったのは意外でした。
第一発見者は、嫁さんです。
オス他界
それからしばらく月日が経ちました。
感覚的には 2 週間くらい、でしょうか。
オスの動きが更に鈍くなり、
いつの日か、昆虫ゼリーにへばりつく感じが定着していました。
そろそろ寿命かな、と思って
毎日様子を見ていたのですが
辛うじて動いて、昆虫ゼリーをむしゃむしゃと
弱々しく食べる様子を見せていました。
ただ、圧倒的に昆虫ゼリーの消費速度が遅く、
3 日経っても感触しない程に。
もうそろそろ終焉なのだろうな
と私の目から見ても思えていましたので、
昆虫ゼリーに多少の余りがあっても
食べにくいと可哀想ですし
最後にお腹いっぱいになってほしいとも思えて
昆虫ゼリーも少し過剰気味にセットしておきました。
そうこうしているうちに
遂にオスも命を全うし、
お星さまになりました…。
第一発見者は、私でした。
虫嫌いな嫁さんと私ですが
カブトムシとの生活で、自然と耐性が付いた気もしました。
メスを掴むのは無理でしたが、
オスの短い角を持って持ち上げることくらいは出来るように。
子どもたちには死生観に触れるきっかけになりましたし
私自身、幼少の頃に自宅でカブトムシを飼っていたことを
ふと、思い出しました。
1、2 回くらいの少ない経験で、すっかり忘れていましたが
そんなこともしていたなぁと。
カブトムシのおかげで、
子どもたちとステキな夏を過ごせた気がします。
天国から、子どもたちを見守っててくれるといいな。