児童書 : わたしはクジラ岬にすむクジラといいます
先日、最近子どもたちが読んでいる児童書を紹介していました。
ぼくはアフリカにすむキリンといいます
という児童書なのですが
これがなかなか良く出来ていて
小学校低学年のお子さんにピッタリと思われます。
うちの子どもたちもスッと読めて
竜太はかなり気に入ったらしく
ゲラゲラ笑いながら読むところもありました。
絵本を卒業して
文字を中心とした本を読むことに対する導入として
ピッタリかと思います。
で、このシリーズ、いくつか作品があるらしく
続編を子どもたちは読了したところです。
私も読んでみましたが、
これもまた、良い作品と思います。
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登場人物が可愛らしい
前作は
きりんくんとペンギンくんを中心としたお話でした。
が、今作はペンギンくんの先生の
クジラ先生を中心としたお話。
なのですが、
クジラ先生は割ときっかけに過ぎず
そのきっかけを中心に
色々なキャラが登場します。
各キャラ 1 人 1 人に
フォーカスを当てる感じでは無いのですが
登場人物たちが、
“とある” 催し物に参加してる様が
非常に可愛らしく、読んでいて和みます。
子どもたちも笑顔になりながら読んでいました。
優しい世界
前回 (ぼくはアフリカにすむキリンといいます) の
紹介のときにも触れていましたが
この世界観に癒されます。
このお話に出て来るキャラクターは全員可愛らしくて
嫌な奴が居ません。
色々な所に思いやりを感じる場面があり
読んでいてほっこりします。
普段の生活を振り返ってみると
如何に慌ただしく
余裕の無い日常なのか。
本当に痛感してしまいます。
小さな子どもが読めるように
この作品は作られているので
そんな世界観も当たり前なのかもしれませんし
大人が読む本としては勿論物足りなさもありますが
ストレスなく安心して読めるこういうストーリーは
現代社会に生きる忙しい大人にこそ
必要なのかもしれませんね。