竜太、読むことにパワーが必要そう
昨日、竜子の読書力について触れていました。竜子は読書が結構好きらしく、スラスラと読んでいきます。就学前、つまり保育園の頃から竜太と竜子の違いは生じていて、竜子は読むスピードが速く、竜太は割と苦戦しながら読んでいました。
普段の勉強と成長に伴い、二人の差は少しずつ埋まるかと思っていましたが、全然そんなことは無く。勿論、竜太も読むスピードは上がっていたり、読める感じも増えているので上達していますが、竜子ほどストレス無く読んでいる感じはありません。割とパワーを使いながら一生懸命読んでいる感じなので、休憩がてらだとか待ち時間を利用して読書を楽しむといった発想にはならないようです。
まぁ好みの問題なので是非はありませんが、国語の読解問題がちょっと厄介な感じになります。
スポンサーリンク
森を見ず木を見る
竜太は読書のときも恐らく読解問題のときも、一生懸命、文章を読んでいますが、多分、内容を理解しながらではなくまずは読むのに精一杯といった感じ。なので、読んでいる途中に出て来る知らない単語 1 つ 1 つに注力が行ってしまい、内容の大まかな理解をせずにいたりします。もうすぐ 2 年生になるような時期なので、まだまだ知らない表現があって疑問に思うことは致し方ないと思いますが、記載された内容の前後の文脈を考えたらその表現の正確な理解が無くても全体理解の妨げにはならない場合も多々あります。
これ、私が今よりももっと英語が苦手だったときの英文の読み方と同じような気がします。知らない単語が出てくると、そこに目が行ってしまい、全体理解が出来なくなる感じ。いや、というよりも、全体が分からないので少しでも理解しようと、その単語すらもヒントにしたいといった感じかもしれません。そう考えると、竜太は今、随分と苦労しています…。
本文を読み返さない
文章題のとき、問題から読んだり文章本文から読んだりと、色々な戦略やらテクがあったりしますが、まだ子どもたちの年齢やら学年を考えたらそんなモノは後回しです。取り合えずしっかり本文を読んで、その後に続く問題をしっかり読んで答える、と。
本文を読んだときに、大体の理解が及んでいればスラスラ解けますが、そうでない場合はなかなか苦しいです。その場合、再度、本文に戻って読み、今度は聞かれていることの答えを探すようなマインドセットで読む形かと思います。が、竜太はこれが出来ない模様。まず、本文に戻って読むことが面倒らしいです…。多分、前述のように文章をスラスラと読める訳ではないので、腰が重いのだと思います。そしていざ読んでみたとしても、今度は問題で聞かれていることが頭から抜けるので、なかなか効率的な情報検索にならない、と。
ちょっと難しさを感じて来ました。さてどうしたものか。もう少し読書を楽しみながら練習して欲しいのですが、読書は本人の趣味嗜好と違うらしくて。うーん…。