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主語、述語、何のため

   

最近、うちの子どもたちが学校の国語の授業で 主語、述語 について勉強しているようです。文中の主語と述語はどれか言い当てるやつ。私が小学生の頃、少しの間だけ公文の国語に取り組んでいた時期があります。そこで取り組んでいた問題にも、文中の主語と述語を見抜くモノがありました。当時はその問題に何の意味があるかわからず、取り敢えず通ってる習い事の取り組みなので問題を解いていました。

その後、なぜ主語と述語を考える必要があるのかわかるタイミングがあったかと言うとそんなこともなく、今に至るまで謎だったのですが、少しわかった気がします。

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日本語は主語の位置が変動

主語や述語は日本語だけの発想や文法という訳ではなく、英語でもあります。がしかし、英語の文はわざわざどれが主語なのか言い当てる必要がありません。なぜなら、目にする大半の英文は、主語から始まっているからです。”I like reading.” といった英文、言わずもがな主語は I です。問題にすらならないレベルですよね…。

ですが日本語の場合、どうでしょう。例えば “私は読書が好きです” の場合、主語は “私は” です。これも問題にならないくらい簡単なレベルなので、英語と変わりません。がしかし、日本語の場合、”本を読むことが、私は好きです” とちょっと変化球を投げることが出来るのです。この分もまた、主語は同じく “私は” です。ですが、”本を読むことが” も主語に見えるので厄介です。だからこそ、主語は何かを言い当てる問題が練習で必要なのです。

日本語は主語すら省略

更に日本語が英語と比べてトリッキーな点があります。英語の場合、主語を省略するケースは少ないです。命令文は基本的に省略しますが、その他は省略することが少ないです。一方、日本語は主語を省略することも多々あります。なので、まずは省略されていない文で主語と述語が何か言い当てる練習をしておき、主語が省略されるような言い回しだとか、長文で文脈から類推するような練習も必要です。

普段の読書でそこまで養えていれば良いのですが、さっさと読み飛ばして細かいことを気にしない読み方をしていると、一向に上達しないでしょう…。ちょうど竜子がそんな感じです。割と本を読むのが好きだし得意でスラスラ読んでいますが、細かいところを気にせず読み飛ばしているようです。なので、本が好きで読んでいる割に読解問題の正答率はそこまでよくありません。

子どもの勉強を見ていると、このようなことにも考えを巡らせたり、気付いたりします。やはり育児は世界観を広げますね。子どもたちに感謝です。

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