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ゴメンナサイの目的

   

今日は育児の話。育児生活を綴ったブログなので、本来の趣旨です。子どもたちと生活する中で、子どもたちの至らなさだとかに憤慨する日々が続きますが、子どもたちは “ごめんなさい” と謝ることもします。そう聞くと素直で良い子に感じますが、実態はそこまで前向きなモノではなく、ゴメンナサイしたすぐ後に同じような過ちを繰り返します。舌の根も乾かぬうちに、とはまさにこのことです。

そんな生活の中で気付いたのですが、子どもたちのゴメンナサイの目的が身勝手なようです。

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自身の非を認め相手に詫びる

ゴメンナサイするときの本来の目的は相手への謝罪です。自身の言動で相手が被害が及んだ際に、相手から許しを得るためにゴメンナサイするのです。それは自身のコトではなく相手への思いやり、配慮です。相手の気持ちを考えての行動です。

ですが、子どもたちのゴメンナサイはどうやらこの観点が薄いらしいです。それでも謝ります。では子どもたちのゴメンナサイの意図は何か。それは自分自身のために助けを乞う行為のようです。つまり自身の非を詫びるというよりも、これから怒られて酷い目に合う自分を助けたくて相手の怒りを鎮めたいためにゴメンナサイを言っているだけです。相手への思いやりではなく自分を守るためのゴメンナサイです。

乱暴な叱責が失敗する理由

前述のようなことに気付いて初めて、世間一般で言われていることが腑に落ちました。子どもの教育において大声を出して叱ったり叩いたりといった乱暴な方法ではダメだと。そのダメな理由はまさにこういうところだったのです。つまり、子どもたちは私が怖いから謝るだけ。それがトリガーだったとしても自身の非を認めて行動が改まるなら一定の効果があると思っていたのですが、どうやら子どもと言う可愛らしい悪魔はまず最初に自分の身を考えることを優先して、自身の非だとか被害者の気持ちを考えることは出来ないらしいです。だから、何か過ちが生じた際に自身のコトを優先させないためにも、乱暴なアプローチで指導するのではなく丁寧に接して子どもが状況を理解して自身の非を認められるようにしなければ、本当の意味でのゴメンナサイが出て来なくなります。

子どもたちが自身の非を認めて相手への思いやりでゴメンナサイ出来ているなら、自分の非に対する乱暴な扱いは覚悟するはずです。自分に起きるこれからのコトなんかよりも相手に詫びたいと思える気持ち。それがあれば次からは同じ過ちが生じ難くなるのだと思います。うちの子にはこの気持ちが無いゴメンナサイなので、何度も同じことで同じように怒られ続けているのだと気付きました…。

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