何がやりたいのか (仕事)
2019/11/23
以前、このブログで
転職支援サイトに登録した話をしていました。
細々と情報収集したり
幸いにも多くのエージェントからメッセージを受けていて
中には直接会って、話を伺ったりもしています。
色々と情報を集めたり
エージェントの話を伺う中で
このあたりのセグメントの仕事については
今の勤め先では経験があまり出来なく
なおかつ、自分の興味に合うような話も伺えました。
転職先候補のエグメントが見えてきた感じです。
で、エージェントと話をしていて
ふと、困った質問があります。
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答えを用意しなくてはならない
理系出身で
ずっとエンジニアをしている
ということもあってか
良くも悪くも
苦手な質問があります。
質問が曖昧な内容のものです。
漠然とした質問に対して
質問者の意図次第では
180 度答えが変わるような質問は
非常に答え難いです。
その中で、この、
なにがしたいのか
といった質問は
非常に困ります。
でも、残念ながらこの質問、
転職活動においては
回答することを避けて通れないモノです。
まぁ、普通、聞きますよね。
で、私が答え難いと思うものは
仮にやりたいことだったとしても
条件や文脈次第で
やはり 180 度異なる回答になるからです。
例えば料理が好きな人が居て、料理人になったとします。
好きな “料理” で生計を立てているので
さぞかし、幸せかというと
これも状況や条件によって異なりますよね。
お客さんがあまり居なく、赤字経営であれば
それがやりたかったことかというとそうではないですし
お客さんが多くいて、潤っていたとしても
過酷な労働環境であったり
自身の意図と反することをしないといけない
何かがあるなら
それが本当にやりたかったことか
やはり疑問が残ります。
という感じで、深く考えすぎて
答えを出せなくなることが私にはありますので
頭を整理して、答えを準備しておいた方が良さそうです。
質問力が大事なのでは
そもそも、どこかの企業に勤めること前提で
転職活動をしている訳です。
起業する訳でもなく。
この時点で、やりたいことと勤め先のマッチング
なんて言い出していたら、キリが無いと思います。
なので、セグメントを大まかに判断して決めた後は
何がしたいのか
といった質問、本来は無意味に思えます。
逆に、
うちではこんな仕事になるのだけど
やりたい仕事のイメージに近いか
といった質問の方が建設的です。
面接官は候補者を試す立場かもしれませんが
質問力が伴った面接官で無ければ
候補者の能力を正確に測ることが
出来ないように思えています。
理不尽な質問や
建設的な答えが出ないような質問をして
回答に戸惑う候補者を
一律、低評価に見なすやり方は
どうにも解せないものを感じます。
まぁ、
選ばれたいならそこを乗り越えろよ
というのが面接官側のスタンスかもしれませんが。