我流で躓く竜子 (KUMON)
2020/04/29
双子を子育てしてきて
悩ましいことや難しいことを
いくつか経験してきていると思いますが
特に学習だとか学力だとか
それだけが全てではないとわかっていながらも
子どもたち二人に差が出来てしまうと
どうにも悩ましく思ってしまいます。
二卵性双生児。
DNA は異なり、ただの兄弟や姉妹と変わらないのですから
それぞれに特徴があっても
全然不思議でもなく普通なことです。
ただ、同じ時間を同じように過ごして
同じように接したりアドバイスしたのに
こうも差が出るとは…。
将来的にどうなるかわかりませんが
子どもたちのそれぞれの未来を垣間見ているようです。
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不器用ながらもアドバイスに従う竜太
うちの子どもたち、
KUMON の算数に取り組んでいます。
毎日、コツコツと宿題に取り組んでいますが
+1、+2、+3、+4、+5、+6、+7 まで
取り組めるようになってきました。
+3 までは a + 3 のような問題で
a の 3 つ後
といった感じに捉えて解いていましたが
+4 や +5 あたりから、数えるのに限界を迎えます。
KUMON では
+4 は +3 したものに +1、
+5 は +4 したものに +1、
といった具合に理解させて解かせます。
なので、+1 から順に練習していく意味が出てきます。
+6 とか +7 とかどうやって解かせるのだろうと
ハラハラしていましたが
これはこれで悪くないように思えていました。
この取り組み方を子どもたちに何度も伝えていて
竜太は割とアドバイス通りに取り組んだためか
+6、+7 の計算をする際にも
わからないから +5 から計算してみる
と言って、その結果に +1 を必要回数したりして解いています。
そのためか、頭の中で暗算する機会も多くなり
機嫌さえ悪く無ければ +7 まで何とか取り組めています。
アドバイスを無視して遂に躓く竜子
問題は竜子です。
竜太と同じようにアドバイスし続けていましたが
+4 とか +5 の計算においても
必死に指で 4 つ先や 5 つ先の数字を
数えて問題を解いていました。
指で数えるのをやめて、
+4 は +3 した結果に +1、
+5 は +4 した結果に +1、
といった感じに解いてみて
と何度教えても
わかったと言いながら
こそこそと指で数えて解いていました。
それでも解く数が増えれば
ある程度覚えて
問題見て答えをすぐ出せるようになると思っていたので
継続的に注意しながらも黙認していました…。
がしかし、これが失敗だったかもしれません。
更に竜子は小賢しい感じがあり
自分が解いた問題と答えを遡って探して
それを見て答えを書くことをしていました。
つまり計算していなくて検索です。
なので、コツコツと計算経験を増やした竜太と比べて
竜子は圧倒的に練習不足に陥っています。
その結果、+6、+7 の計算で
とうとう、脱落してしまいました…。
仕方ないので竜太と竜子は
取り組むレベルを少し変えてあげる必要が生じました。
竜子はもう一度 +1 から練習し直しです。
少し器用なこともあり
初速は早く群を抜く竜子ですが
詰めが甘かったり
頑固で人の話を聞かないため
どこかでこんな風に逆転されます。
しかも無駄にプライドだけは高く
本人もストレス抱えているみたいです。
多分、竜子は、ずっとこんな感じで苦労するのだと思います。
やれやれ…。