賃貸戦略の弱点
先日から何回か、
このブログで引っ越しした話 (2020.6) を記載してました。
子どもたちも年中さんですし
嫁さんも私も良い歳なので
日本の多くの世帯は
戸建てやマンション問わず
持ち家を考え始める頃です。
実際、仕事の同僚で同世代くらいの多くの人は
持ち家な気がします。
まぁ社会の傾向だとかニーズがそうなっているので
不思議なことはありませんが
うちは経済合理性を考えて
賃貸戦略です。
賃貸より持ち家の方が得
とよく言われていますが
本当に得かどうかは色々と計算してみた方が良いです。
同じ場所や家屋にずっと住み続ける場合は
持ち家の方が得ですが
修繕、改築、固定資産税、ローンの金利
これらを計算すると、
持ち家の表面には表れにくいコストが存在します。
そのため、うちは柔軟性を取って賃貸戦略ですが
今回の引っ越しで賃貸戦略の弱点を再認識しました…。
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カーテンやら家具買い直し
買い物が好きな人だったり
部屋の模様替え好きな人は
そんなに弱点に思えないかもしれませんが
引っ越して新居で生活を始める際
結構、モノを買い直すことになります。
典型的なモノはカーテンです。
前住んでいたところ
キッチンの他に 3 部屋あったのですが
無駄に窓の数が多く、
しかもそれぞれの窓の寸法もイマイチで
妙な長さのカーテンがいくつか手元にあります。
で、新居の窓に各カーテンを当てようとしたのですが
残念ながら手持ちのカーテンのサイズに合う窓は
1 つくらいしかなく…。
長すぎる分には嫁さんが頑張って裁縫する方法もありますが
短くて長さ足りないところは買い直しです。
また、各種収納家具も
各部屋の使いたい用途と部屋の寸法と相性が悪く
そのうちまた買い直すような気がします…。
市場ニーズに合わせた提供スタイル
窓のサイズとか
部屋の各辺の寸法とか
あと、キッチンの棚とか洗面台の棚とか
数え上げたらキリがないくらいありますが
どうしてどれもこれも寸法に標準が無いのでしょう。
家具の方もサイズがバラバラ。
引っ越しや買い直しの度に
長さが合うものを吟味したり
古いモノを売るなり捨てるなりします。
物凄く勿体ないですよね。
なんで標準化されないのだろう
とふと思ったのですが
市場ニーズを考えると
どうしようもない気もしてきました。
前述のように多くの人は持ち家派です。
一度築き上げた家に
ピッタリの家具やらカーテンを用意し
ずっと使い続けます。
それを取り外して他の場所で使う
といったニーズが薄いようです。
また、家具やカーテンは色々な種類がありますが
持ち家となると
該当物件の土地や部屋の面積が
お金や各土地の都合で限られてしまいます。
その限られたエリアの中で
何とか快適に過ごせるように
間取りとか各部屋の広さを設計しますので
一般的な家具やカーテンの大きさへの綱領は
二の次になるように思えます。
なので、マイノリティであるが故の弱点
とも言えると思いますが
賃貸派のコスト試算に、
家具やカーテンの買い替え費用を
加えておいた方が良いかもしれませんね。