シ と シチの災い (九九)
以前、このブログで触れていたのですが
竜太が数字を数えたり読んだりする際、
シ (4) と シチ (7) を混同していました。
実は私も子どもの頃、
混同することは無かったのですが
シ と シチ について、
同級生か誰かから
笑われたか、からかわれた記憶があります。
なので、竜太の気持ちは少しわかりますし
そもそも、シ と シチ という読み方は紛らわしいので
止めた方が良いとも思っています。
もっと数字を特定しやすい
ヨン (4) と ナナ (7) という読み方があるのに
なぜ シ と シチ という読み方が残っているのでしょう。
解せません…。
今では竜太も竜子も混同することが無くなったので
問題無いと言いたかったのですが
九九に取り組むことになり、また再燃し始めました…。
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九九の歌でシとシチ多発
子どもたち、
足し算と引き算を筆算で解くことが出来るようになっていて
3 桁とか 4 桁の計算も出来るようになっています。
二人ともとても頑張っていると思います。
そして先日、九九に取り組むことになったのですが
2020.4 前後でコロナによる自粛が始まった際、
子どもたちに見せていた動画があります。
九九の歌の動画です。
youtube で楽しい九九の歌を無料で見て聴ける。
随分と便利な世の中になったものです。
なので、歌を結構覚えている子どもたち。
1-9 までの数字同士の掛け算はもう余裕
と思いきや、
取り組ませると結構難航します。
歌詞 (九九) を正確に覚えていないことが原因ですが
その他にも、歌詞にシやシチが多発することも原因のようです。
4 の段では 4 のことをシと言い続けますし
7 の段も 7 のことをシチと言い続けます。
あと、他の数字の段であっても
48 をシジュウハチと読んでいたり
27 をニジュウシチと読んでいたり
基本的に 4 をシ、7 をシチと読みます。
これが災いの元です。
楽しさと性格さのトレードオフ
私が幼少の頃も
九九を覚える手段として
九九の歌は存在していました。
私も当時、チャレンジで通信教育を受けていましたが
小学 2 年生の付録が九九の歌のテープでした。
歌で覚えられるのが売りでしたが
小学 2 年生にもなると
歌のカッコイイとカッコ悪いが分かるようになるため
音楽に合わせて九九を歌い上げるその歌が
非常にダサく感じていて
その歌で覚えようと言う気になりませんでした…。
やはり歌で覚えるのは幼少の頃の方が良いですね。
しかも今は前述のように動画で、
聴覚のみならず視覚的にも楽しく興味を持てる内容です。
ただ、欠点があるとすると
カッコ良くするが故なのですが
歌詞の切れ目が悪く、九九を間違えて覚え兼ねないです。
例えば、
ゴ サン ジュウゴ。
当然、
5 x 3 = 15
ですが、
子どもたちは
ゴ サンジュゴ
5 x ?? = 35
と思ってしまうことがあります。
冷静に大人が考えれば
5 と 35 だと掛け算になってないので違うとわかりますが
子どもだとまだそういった判断は難しいようです。
これは歌い方で変わってくるところですよね。
ちゃんと、
ゴサン で切って、ジュウゴ と歌えば間違うことはありませんが
メロディや曲調次第では
変な切れ目になります。
この辺りは音楽性やカッコよさとトレードオフですので
正確さや曖昧さとどちらを優先させるかどうかです。
上手く両立させることが出来れば良いのですが
作り手からすると難易度が高いのかもしれませんね。
いずれにしても、うちの子どもたち、
頑張って掛け算し始めています。
私が九九覚えられずに苦労していたのが二年生です。
そう考えると、本当にうちの子どもたちは頑張っていますね…。