双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

割り切りが清々しい (SBI ネット銀行)

   

情報化の波は

世の中を便利にする一方で

情報リテラシに課題のある人々にとっては逆風です。

主には高齢者の方々が該当してしまうように思えます。

ですが、逆に情報リテラシに課題のある人々を配慮して

なかなか情報化が進まないことも多々あり

コロナ前は特に多くの業界で腰が重い感じだったのではないでしょうか。

コロナで一気に加速したように思えますが

コロナ関わらず、来るべきときが来てか、

色々と世の中が激変している気がします。

その変動でなかなか興味深く見えたのが

住信 SBI ネット銀行のスマプロランクの制度更改です。

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スマート認証 非登録者は最低ランク

各社銀行、顧客の囲い込みが大変です。

銀行を使う一般人の立場では

銀行選びのポイントとなる要素は

どの銀行もほぼ横並びで、同じようなモノです。

強いて言えば、ネット銀行か従来型のモノかどうか。

前者は手数料が安く接客サービスが少し手薄、

後者は手数料が高く接客サービスが手厚い、

といった感じでしょうか。

まぁ消費者が自分に合うものを選べば良いです。

そのくらいの粒度で違うだけで、

では

ネット銀行の中でどれが良い、とか

従来型の銀行の中でどれが良い、といった観点では

どれも似たり寄ったり。

そこで顧客囲い込みとして、

各銀行、顧客のロイヤリティ戦略で

ランク制度を作ったりしています。

高ランクの顧客はサービスが手厚く、

低ランクは最低限サービス、といった感じ。

ランク制度があるということは

ランキングのルールもあります。

2021.4 に住信 SBI ネット銀行のランク制度が更改されたようですが

スマート認証未実施の顧客は

どんなに残高があろうと、どんなに銀行で取引していようと

問答無用で最低ランク 1 になるルールにしたようです。

ターゲット顧客の明確化は 皆 幸せ

スマート認証にはスマホが必要です。

これを登録していない顧客の中には

登録しようにも登録できない人も居るでしょう。

その中には、残高が多かったり取引が多い人も居るかもしれません。

それにも関わらず、問答無用に最低ランクとするこの改正。

かなり割り切っている感じがしますね。

がしかし、私は好感を持っています。

顧客が選ぶというのは勿論基本ですが

プロダクトやサービス提供側も顧客を選びます。本当は。

事業を継続出来る間柄を築ける顧客を相手にしたいのです。

コスト高となる顧客を多く抱えてしまうと、

十分な利益を出せず、事業継続出来なくなります。

ランクの定義により、重要顧客はこういう人、ということを

しっかりと公言することが出来ます。

これに該当しない人は、低ランクに位置します。

こうすることで、顧客もプロダクトやサービス提供側との

認識齟齬が生まれず、それぞれの顧客に適したサービス提供が可能です。

これは理想的な姿と思います。

しかも、最低ランクになったとしても

銀行の機能そのものは利用出来る訳ですので

実際にはそこまで不都合も無いと思います。

このような形で顧客とコミュニケーションを交わし

ミスマッチングとならないようにする姿は

非常に興味深く、参考になります。

非常に勉強になりました。

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