エヴァ完結 (シンエヴァンゲリオン)
学生の頃、
夕方の時間帯でアニメが放送されていました。
地元は田舎なので、
視聴できるテレビチャンネル数は少なかったのですが
親がテレビっ子なこともあり
地元のケーブルテレビを契約し始めて
それで隣県の大手の放送局のテレビ番組も見れることに。
テレ東系の放送で、
平日 18:00-19:00 の枠はアニメを 2 本見ることが出来ていて、
その中の 1 枠が、エヴァンゲリオンだった記憶があります。
当時、物凄くマイナーで全然流行っていなかったと思いますが
その後、地元テレビ局でも再放送され、一気に有名に。
地元だけでなく、全国的にも、
再放送で知名度が上がったと聞いたことがあります。
多感で思春期だったこともあり
エヴァの世界観はとても魅力的でした。
どっぷりハマったのですが、終わりがアレだったので
そこから一定の余韻を残しながらも
もはや過去のモノとなっていました。
それから何年もして、リメイクが映画化されたと聞いたのですが
映画 1 本で完結するものではなく、何本か続くとのことなので
完結するまでキャッチアップせず、放置していました。
で、満を持して、シンエヴァンゲリオンで完結したと聞き
いつか見ようと思っていましたが
何と Amazon prime ビデオでリメイク版の映画の全シリーズ
見ることが出来るようになったと聞き、一気見してみました。
ようやく終わり、です。
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序 破 はともかく Q
映画は全部で 4 つ。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
シン・エヴァンゲリオン劇場版 :||
ストーリーの順番も上記の通り
序 は以前のテレビシリーズと大きくは変わりませんが
使途 (主人公たちが戦う相手) が変わっていたり
続編に関する伏線が張り巡らされていたりします。
破 から以前のテレビシリーズと結構話が変わってきて
新しいモノを見ている感じになってきます。
観終わると、続きはどうなるんだと気になって仕方なく。
で、Q を見ると 破 からストーリーが一変するため、
かなりビックリします。
正直、終わるまで、いや終わってもなお、
何が何だかさっぱりでした。
今回初めて映画シリーズ見たのですが
Q 終わってから数年で最後のがリリースされるはずが
伸びに伸びて、2021 になったと聞きます
Q の後で放置プレイって、相当なものです…。
で、Q の作中で主人公の 碇 シンジ が結構攻め立てられますが、
周りが一切の説明もしないという理不尽っぷり。
つまり視聴者と 碇 シンジ だけ置いてけぼりを食らい、
ちょっとそれは無理があるのでは…と思ってみていました。
ストーリーの急展開と説明不足が合い重なり、
混沌な感じがしていました…。
みんなして 碇 シンジ を攻める中、
そら無理やろ…
と思って観ていた程です 笑
エヴァはエヴァ
で、最後の作品、 シン・エヴァンゲリオン で物語は完結。
テレビシリーズから放置されていた感じがあるため
ようやく終わるかと思うと感慨深いモノでした。
どんな感じに完結するのだろうとワクワクして観たのですが
極論、そう変わって無いように思えました
この作品 (エヴァ) は良くも悪くもエヴァなので
こんな終わり方になっても文句なく…。
ただ、確かに以前のテレビ版と旧映画版のストーリーと比べると
主要登場人物が報われるような感じがしていて
学生の頃に思い入れしていただけに
そこは何か、良かったな、と素直に思えました。
が、色々な単語やストーリーの展開だとかどうしてそうなったの、
といったところは
相変わらず不親切で何の解説も無く。
Q あたりから
リリィとかアダムとかアダムスとかインフィニティだとか
問答無用で単語が飛び交いさっぱりわかりません。
が、エヴァだからまぁそんなもんだよね
と意味不明な許容範囲の広さを持って観てしまいます。
なので、裏設定とか全部知らないと
映画見るだけではチンプンカンプンと思いますし
リメイクと言いながら
地味に旧作のテレビシリーズや旧劇場版も
観ておかないとわからないことも結構アリ…。
一度観た後に、
裏設定や他の人の詳しい考察や解説をしっかり調べて
もう一回見るくらいしないと全然無理な感じがします。
まぁもうそんな体力も熱量も無いので私はしませんが、
相変わらずこの監督とこの作品はこんな何だなぁと思いながらも
取り合えず終わって良かったな、完結してくれてありがとうと
感謝の気持ちすら沸いてきました。
学生の頃にハマったのも確か、夏休みの再放送。
Amazon prime でシンエヴァンゲリオンまで見れるようになって
一気見したのもこのお盆のタイミング。
色々と感慨深いですね。