分かっていないのは私 (子どもの幼さ)
最近、子どもたちの心の成長について触れる記載が多かった気がします。それと私のメンタルが若干ギリギリな感じがしていることも。嫁さんが里帰り出産して、嫁さんの実家で生まれたての子どもたちとの生活を嫁さんと嫁さんの親御さんはスタートしていました。私が嫁さんと子どもたちと一緒に生活するようになったのはそこから 3 か月後。色々な理由があったのですが、それでもこの空白の 3 か月は悔やむに悔やみきれません。私も育休を取得して一緒に生活すべきでした。ただ、子どもたちとの生活がスタートしてからというものは、その空白期間を埋めてもオツリが溢れかえるくらい子どもたちのことを優先しています。私から子どもたちを奪うと何も残らなくなるほどに。
そんな感じでずっと子どもたちの成長を見ていますが、心の成長が若干遅れているように感じる点が少し気がかりです。特に竜太。でももしかすると、双子である子どもたちには致し方無いことなのかもしれません。
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親を独占したことが無い子どもたち
双子あるあるはあるようで実はあまり多くない、みたいな話をしていたかと思います。その考えを改めるつもりはありませんが、子どもたち視点ではまた別の話です。何せ、保育園でも学校でも、自分たち以外の双子の存在は 0 ではないにしても決して多くなく、双子事情なんてモノは当の本人以外直面することもありません。親にとっては兄弟・姉妹を同時に相手するくらいの感覚ですが、子どもたちからすると、生まれる前からずっと 2 人で色々なモノゴトを共有し続けているという点が他の子どもと大きく異なるように思えてきました。
例えば兄弟の場合。第一子は第二子が生まれるまでの間、自身の親の愛情を独占出来ます。第二子の登場によって自身が年長者という自覚も生まれ、第二子に色々譲るようなことが多々生じてしまい、精神的に成長しつつも寂しさを抱えます。これはよく言われる話かと思います。一方の第二子は第一子から譲って貰えている分、親を独占出来て居ます。
ではうちの子どもたちはどうなのか。よく考えたら二人は親の愛情を独占したことがありません。ずっと二人の間で共有しています…。
愛情を注がれて心が育つ
兄弟のケース、第一子、第二子の場合ですが、第一子は第二子登場の後は親に甘える機会が減ります。しかしその一方で親は第一子に対して負い目を持ちつつ、第一子の理解に大きな感謝を向けるでしょう。形は違いながらも第一子と第二子は親の愛情を沢山注がれて、心を育てていきます。第一子は前述のように年長者の自覚もあるので更に成長を促します。
一方の我が子たち。注がれる愛情は半分ずつ。しかも嫁さんはいつも長距離通勤で家を出る時間が早く帰宅も遅い。父親である私と多く時間を過ごす子どもたち。教科書・セオリー通りの絵に描いたような 100 点満点の愛情たっぷりの育児を子どもたちに出来ず、最近ではいつも荒々しく頭ごなしに子どもたちを叱ってしまっています…。子どもたちの心がまだまだ幼いのは私に原因がありそうです。私が一番、わかっていなかったのかもしれません。ゆっくりでも良くて、着実に成長している子どもたちのことを信じて、幼い言動も含めて認めてあげないといけませんね。本当に反省です…。