働く子育て世代は必読 (2018/1/9 までなら無料 DL 可)
まだ読了していませんが、
知人から本を紹介して頂きました。
働く子育て世代なら
絶対読んでおいた方が良いと思います。
今の日本の仕組みを簡潔にまとめて解説していて
自分が on going で体験していることを
まさに表現・解説してくれているようで
改めてこの国の働き方と育児の問題を痛感しました。
本のタイトルは橘玲さんの
専業主婦は2億円損をする
です。
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育児しながらの出世・昇給が困難
日本において女性が活躍出来ない理由は
子育てがあり、それをサポートする仕組みが不足している
といったことが記載されていました。
他国のように子育てをアウトソーシングする仕組みが不足していて
なおかつ、労働生産性が低い仕事が多いこの国ですので
成果主義になってきているとは言え、
その成果を出すためには多大な労働時間を要するような
仕事の仕組みだらけですので
子育てや介護のために労働時間を長く取れない生活をしている人には
仕事で活躍することがかなり難しいことを痛感しました。
引き算をして効率化が必要
常々思うのですが、
売上や利益が伸びず、徐々に右肩下がりな企業の場合
従業員を評価する方法が難しく
目立つ打ち上げ花火を放った人が評価されているように思えます。
その打ち上げ花火によって利益や売り上げが伸びているかどうかは二の次で。
まぁ二の次になる理由は、どの従業員も利益や売り上げを伸ばすことが出来ないので
その他の要素で評価されている感じです。
で、その打ち上げ花火が厄介で、
良くわからなく効果もイマイチな社内改善施策がどんどん追加されます。
その結果、仕事や手続きは煩雑になってしまい時間を要します。
顕著なのは、
みんな責任を自分だけで取りたがらず縦割りな感じなので
全員が責任をシェアする仕組みとして作られた決裁のお作法です。
各組織長が合議するような形にしていて、
しっかり審議されているように見えますが、
そのための会議や事前ネゴ、調整に多くの労働力と時間を要してしまい
時間効率がめちゃくちゃ悪いです。
その結果、
失敗しても 1 つの部署や責任者だけがその責任を取ることは無くなり、
保身されるというメリットがあります。
ただ、そんな時間効率の悪い仕事ばかりの中で
時間制約のある働き方をせざるを得ない子育て世代にとっては
辛い評価を受け続けることになるのが現実です。
紹介した本は、”専業主婦” についての言及にも見えますが、
働く子育て世代は是非読んで頂きたいです。
この子育てしながら働く生活の辛さの理由や現状を
痛感することが出来ると思います。