リーダーシップを取って、とかあまり好きじゃない
2016/05/03
仕事でよく耳にするリーダーシップ。
あと、周りを巻き込んで、みたいな言葉もよく耳にします。
何かを推し進めようとするときに、
必要なキーパーソンや要となる組織・企業を動かし、
率先して物事を導いて遂行させることが必要になります。
リーダーシップを取って、とは
このようなことをするときに使われる言葉です。
でも正直、
このリーダーシップとか周囲を巻き込んで
みたいな言葉は好きではありません。
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ただの言葉の再定義
少し話がわき道にそれますが、以前、
“採用基準” の著者、伊賀 泰代さんの講演に参加する機会がありました。
この本を読んではいませんが、
本でも説明されているリーダーシップについて話されていました。
リーダーシップはリーダー以外にも
チームメンバー全員が取るべきもので、
プロジェクトや物事を推進することが大切という説明です。
この説明に割と周りの人たちは新たな気付きがあったようです。
ただ、私にとってはイマイチでした。
というのも、ただの言葉の再定義にしか聞こえなかったからです。
例えば、従来のリーダーとフォロワーという区別があり、
リーダーの取る行動をリーダーシップ、
フォロワーが取る行動をフォロワーシップ (仮称) とします。
リーダーシップをフォロワーも取るべきだ、
とこの本で言及されていることは、
従来の区別で言うとただの良きフォロワーシップ (仮称) に
過ぎないように聞こえたからです。
つまり、良きフォロワーは
“リーダーシップ” という言葉の再定義をこの本から受ける前から
そんなことは既にやっているように思えたのです。
リーダーシップはリーダーしか持っていない
という固定概念を、
良いフォロワーシップ (仮称) にもリーダーシップを当てはめて
フォロワーもリーダーシップを取るべきだ
と目から鱗のような説明をしているだけに過ぎない、と。
あまり好きでない理由
話がわき道に逸れていたら結構長くなってしまいました 笑
続きはまた次回にします。