双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

100 点満点による動機付けの弊害

   

子どもたちが年中の頃あたりから、子どもたちの学習がスタートしています。今では小学 1 年生。毎日学校で勉強に取り組んでいますが、どこもかしこも、取り組む問題集は 100 点満点を良しとしていますし、誤答も間違い直しをして全て丸にする取り組みをしています。これは勿論、勉強やら習得の営みとして避けて通れないことと思います。単元毎に至らない点を把握し、そこを見つけた場合は練習して補強する。ただ、このアプローチを取ることによって、全て完璧に仕上げないとダメ、完璧に仕上げるのが当たり前、といった感覚が刷り込まれます。こういった刷り込みで、根拠のない自信だとか、実力に見合わない 100 点満点への渇望、更にはそれを満たせなかったときの絶望感やら自己否定を引き起こしてしまっているように思えて来ました。

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きっかけは実力診断テスト

このブログでは何度も触れてきましたが、うちの子どもたち、ベネッセのチャレンジ 1 年生に取り組んでいます。紙媒体の昔ながらの教材を選ぶことも出来ますが、別の選択肢として、チャレンジタッチという専用タブレット端末を用いた取り組みも可能です。うちはそのチャレンジタッチを用いるコースにしています。

で、毎月、該当月の問題集に取り組み、一通り終わると赤ペン先生に課題提出をする感じです。毎月しっかりこなしていますし、チャレンジタッチの副教材というか追加費用不要で取り組める AI 算数国語トレーニングというモノにも取り組んでいます。

が、1 年生の 12 月は実力診断テストというモノが含まれており、後回しにすると送れるので、早速取り組ませてみましたが、これがちょっと子どもたちの今後を不安にする出来事となりました。

期待した点数を取れず荒れる

二人とも物凄く頑張っていましたし、国語も算数もテストを終わらせたことが素晴らしいと思っています。

が、まず竜太は国語の問題の途中で、文章題にて回答が分からなくなりスネ初めて、その後、錯乱する程までに。メンタルが貧弱で、一度崩れるとリカバリが効かない傾向があって、以前からハラハラして見ていますが、それが顕著に出てしまいました。本来のテスト形式からするとその時点でテスト終了で採点されてしまうと思いますが、取り合えず機嫌が直ってから再開し、算数と国語を終わらせました。が、誤答による失点がやはり不服らしく、採点結果を見てまた泣きわめく感じに…。

竜子は荒れることなくテストを終了出来たのですが、採点結果は本人の思いよりも遥かに悪かった模様。特に国語は分からなかった問題を飛ばして進めていたので、そこが加点されなかったのと、”あわないものを選ぶ” といった問題形式で “あうもの” を選んで答えるという典型的な誤答をして失点。

確かにこれまでの課題やら問題からすると難度が高いテストだった気がします。なので、100 点が当たり前のモノではないはずです。が、子どもたちは 100 点が良いモノで、それに満たないものは良くないモノと考えてしまっています。ましてや 80 点台、70 点台なんて失敗レベルだと。これ、何でこうなったのでしょうね。7 割、8 割理解出来ていれば十分なことって多々ありますし、100 点じゃなくて取れた点数分の頑張りを親が認めて上げても本人が納得せずに聞く耳を持ちません。

100 点取れて当たり前といったテスト形式だとか、そもそも得点に上限があることの弊害に思えて来ました。とは言え、子どもたちの弱点は露呈する形になったのも事実。読まない、人の話を聞かないうちの子どもたちはもしかすると、今後のテストでもずっとこんな感じな気もします…。

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