お互い様の精神
先日、竜太がお友だちの過ちを指摘したり、先生に報告していると記載していました。たまたまですが今日もそれに関連した話です。自分に関係なく、ただお友だちが間違っているのを見つけたときに、余計なお世話をしてしまい、時と場をわきまえずに急にそんなことがあったと発言してしまうようですが、自身に関わる話もどうやらあるようです。
お友だちとちょっとしたトラブルに合い、先生に相談した結果、お友だちが悪いという結論になり、謝って貰ったとのこと。ただ、よく聞いてみると竜太にも非がある話でした。
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竜太のハンカチを落としたお友だち
竜太がいつものように学校であったエピソードを教えてくれたのですが、どうやら、竜太のハンカチをお友だちが落としてしまったとのこと。それに気付かなかったのか、気付いたけど自己正当化したかったのか、何なのか、そのお友だちは自分が落としたのではないと主張して、竜太と揉めたようです。
前回、自分に関係ない話で、ただ単にお友だちが間違っている話であれば、別に指摘しなくても良いといった話をしましたが、今回は自分に関わる話なので、竜太は先生に相談した模様。その結果、お友だちが悪いということを認めてくれて、謝って貰ったようです。が、その話、違和感が残り、竜太にも反省点があるように思えました。
ハンカチがなぜ落ちる
学校では、竜子、竜太および他のお友だちも全員、ハンカチはいつもポケットに入れているはずです。なので、他の子が別の子のハンカチを落とすといった事態に陥ることに違和感があります。どうして落ちたのか聞くと、机の上にハンカチを置いていたとのこと。では、どうしてポケットの中じゃなかったのかと聞くと、トイレ休憩が終わりそうだったから、ポケットにハンカチを入れる余裕がなく、机の上に置いちゃったと。
でも机の上にハンカチを置いていなかったらお友だちは竜太のハンカチを落とすようなことは無かったですよね。時間が無かったとはいえ、教室に戻って来たのなら、そのままハンカチをポケットに入れれば良かったですし、時間が無かったからポケットに入れられなかったというのも妙な理由です。なので、お友だちが謝ってくれたとき、“自分も机に置いておかなかったら良かったねって言えると、お友だちと仲直りしやすいよ。何か困ったことが起きてしまったときに、自分に出来ることは無かったのか考えるのが大事だよ” と伝えてみました。
竜太はいつも自分が正しくて周りが間違っていると思い勝ちです。それが故に我儘な言動になったり癇癪を起しています。謙虚に構え、お互い様ということを分かってくれると落ち着くと思うのですが、まだまだ先ですかね…。