KUMON の足し算始まる
2020/02/04
先日もこのブログで記載していましたが、
子どもたち、とうとう、KUMON の算数の教材が
足し算になってきました。
今まで、散々、
数字を書いたり読んだりするだけの教材で
習字でもあるまいに
と思えるようなポイントで
KUMON の教室の先生から訂正の指示を受けていましたが
ようやく、教材が先に進み
子どもたちも足し算に取り組むことになりました。
KUMON の教材で
どうやって足し算の概念を子どもたちに伝えるのだろう
と疑問に思っていましたが
そんな概念、教えて貰えなさそうです。
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+1 する問題を多く取り組む
色々なパターンの足し算に取り組むのかと思いきや
1 から 12 くらいまでの数字に
ひたすら +1 する問題を解くスタイルです。
その導入として、最初にこんな問題がしばらく続くだけでした
1 → 2
1 + 1 = 2
3 → 4
3 + 1 = 4
つまり、+1 は次の数字 (整数) だよ、
と理解させたいようです。
一応、教材が上記のような流れなので
そのように子どもに教えていますが
何かちょっと、釈然としません。
1 つ と 1 つ を足し合わせると合計何個でしょう
といったところから入ると思っていたので。
幾何学だとか何だとか
小難しい数学の細かい定義においては
+1 の概念を数を足し合わせると考えるより
次の数を表す、という考え方が合っているのかもしれませんが
それであれば、+2 や +3 はどう説明するのだろう
と疑問が残ります…。
まぁ当面は +1 ばかりだから、大丈夫なのかもしれませんが。
子どもたち、何となく理解
子どもたちは果たして +1 の計算を理解するのか
結構、不安で居ましたが
何問か頭を抱えながら取り組むうちに
意味合いが掴めたようで
8 割くらいの正答率で解くようになってきました。
たまにわからなくなって考え込んだり
わかったつもりで書いた数字が全然答えと違って
その間違いにも気付かないケースがありますが
丁寧に訂正させたり再度教えたりして
何とか繰り返し理解を重ねさせています。
今までの教材の、
ひたすら数字を書くだけのモノよりは
記載する量がそこまで多くないためか
間違えずにスラスラ解けると
結構、1 日の宿題を早く終えることができるようです。
その一方、間違い探しをしたり
一度わからなくなってしまうと
余計にわからなくなってしまうようで
結構、時間を要するようです。
KUMON は物量で経験を増やす勉強の仕方なので
繰り返し取り組んで
子どもたちの中で、しっかり意味合いを咀嚼し
腑に落ちて貰えればと思いますが
コレばっかりは周りの大人とかがどう説明しても
本人たちに委ねるところなので
もどかしい感じになっていきそうです。